コンセプト

会社秩序を守ることおよび従業員の権利を実現していくこと

 

近年、会社と従業員のトラブルの事案が増加してきました。事案の中身はさまざまです。いろいろなパターンの事案が増えてきており、未知の事案に対処しなければならない場合も増えてきました。

さらには、ここのところ、毎年のように労働法関係の改正や新設が続いています。これらは従業員（働く人たち）の権利を強化、増大させることなので、ますます、従業員の権利意識が強くなってきています。

また、退職者からの残業代請求、解雇無効など、会社経営に影響を及ぼすような事案も相変わらず起こっていてます。本当に会社経営者の方にとっては大変な時代になってきてしまいました。

このような労使紛争（従業員と会社の争い）をすることは会社経営者さまにとって経済的なロスと時間、精神的なエネルギーの無駄です。では会社はどのように防御したらよいのでしょうか？これは会社秩序の構築と社員の権利を尊重することにあるのではないかと思います。

 

会社の就業規則（会社で働く人が守るルールの明記と会社で働く人が持っている権利の明記）を作成し、従業員に周知していただきます。

平時は就業規則の規定を発動することはありませんが、問題社員が出てきたときのような非常時に就業規則の条項を発動させます。発動させることより会社秩序を守ります。また、もちろん会社も従業員の権利を尊重し実現させなければなりません。社員の権利を尊重し、明記することにより従業員の皆さんが安心して働ける職場になります。

会社は従業員トラブルにかかるエネルギーと時間を削減することができる。そして、会社と従業員が良好な関係でいられるようになり、ひとりひとりの従業員のパフォーマンスが上がりそれに相まって会社組織の力が増大していくことにより、会社業績を上昇させることができるようになるのではないでしょうか。

会社経営者の皆様にはぜひともいい労務相談どっとこむ　松橋社会保険労務士事務所のノウハウを活用していただきたいと思います。

 

従業員が働きやすい環境を整備すること

 

最近の従業員トラブルとして過重労働、パワ―ハラスメント、セクシュアルハラスメントを受けた従業員がメンタル不調に陥ってしまうという事案があります。

こちらはメンタル不調になってしまった従業員が休職してしまうことにより、さらに人手不足に拍車がかかってしまいます。それだけではありません。もっと重大なトラブルが起きてしまうこともなくはないです。

メンタル不調に陥ってしまった従業員に不測の事態が生じてしまうこともニュースとかで取り上げられているので皆さんご存じかと思います。

このようなことは痛恨の極みであり、取り返しがつかないことではあります。さらに会社としても重大な責任（損害賠償責任）問題に発展することがあります。不測の事態を生じさせた直接の原因は過重労働の場合はもちろん会社に責任はありますが、パワーハラスメントおよびセクシュアルハラスメントが原因の場合でも直接、不測の事態を生じさせた同僚、上司等ののみならず同時に会社の責任を問われかねません。

これは法律で規定されている「会社の責任である安全配慮義務」の違反というものです。この場合は賃金不払い（未払残業代等）の責任額どころではなく、予想を超えた損害賠償額になってしまう可能性もあり得るのです。

こういったトラブルを起こさないためには良好な職場環境の維持を怠らないようにしていくことが大事だと思います。尚、いい労務相談どっとこむ　松橋社会保険労務士事務所ではスタッフに心理の専門家（公認心理師）が在籍しており、メンタルに変調の兆しがある従業員さんに対して適切な対処方法をアドバイスをすることにより、未然に精神疾患等に罹患することを予防するためのアドバイスを行うこともできます。

 

従業員が定着してくれる、求職者が応募に来てくれる会社を目指すこと

 

今度はリスクではなく、会社経営の持続性、継続性にかかわる重大な問題として、人手不足問題があります。求人をかけても応募が少なくなってきています。

少なくなってきているどころか、応募が全くないという会社も決して珍しくありせん。たまたま、応募に来てくれた方をそのまま即決で採用するということも多いです。むしろそれが普通かもしれません。

では、応募者を増やすにはどうしたらいいのでしょうか？中期的には求職者に選ばれる魅力的な会社にするということです。それには従業員が長く在職してくれる。求人を出せば応募者が来てくれる。といった実績を積み重ねていくことで会社が活性化し、業績が上がるといった好循環を作っていくことだと思います。

それには一朝一夕というわけにはいかず、少々年月が必要かもしれません。これには上記の２つのことを地道に継続的にやっていくことが大事なのかなと思います。
一方、そうは言ってもそのようなのんきなことを言ってはいられない会社も多いのも実情です。「明日から働いてくれる人が欲しい。しかも、経験者を！」です。ごもっともなことです。とはいえ、大半の会社が応募者が来てくれない中、少ないですが、応募者が来る会社もあります。

もちろん、求職者にえらばれるような魅力的な会社さんであるのでしょうが、それだけではないようです。求職者にとって「ちょっと、この会社に応募してみようかな」と思われるのにはテクニカル的なところも必要なようです。

いい労務相談どっとこむ　松橋社会保険労務士事務所ではこのノウハウを提供することができます。１人でも２人でも応募に来てくれるようになればその中から採用してもいいという人材が見つかるかもしれません。やってみる価値はあると思います。